なにがどう変わったか、いまいちよくわからなかったため調べてみました。また、近いサイズの現行モデルと比較し、どんなスペックでどんな人におすすめなのかも 見ていきたいと思います。
新型 iPad は買いか?
まず、私の結論から言うと、はじめて iPad を購入する方や一般的な用途に使用する方はとくに買いなモデルです!
新型 iPad は価格が抑えられており、とてもコスパがよくネットサーフィンや動画視聴、電子書籍の閲覧などに向いています。
しかし、予約購入はせず、実際に店頭で iPad を自分の目でみて確認し判断することをおすすめします!
その結論に至った理由について述べていきます。
第6世代 iPad から何が変わったか
・9.7インチ → 10.2インチになった(本体サイズも少し大きくなった)
・Smart Keyboard が使えるようになった
・規格が「フルsRGB」→「対応なし」になった(色再現度が低下?)
・販売価格が「37,800円(税別)~」→「34,800円(税別)~」と3,000円値下がりした
良くなったところばかりかと思っていましたが、よく見ると「フルsRGB規格」が廃止されていました。用途的にはプロ仕様ではないため、普段使いでは問題ないとは思いますが残念なところですね。しかし、値段が下がりつつも10.2インチとサイズアップしているのが良いです。
近いサイズの現行モデルと比較
iPad がどんなモデルなのか、iPad(新型)、iPad Air、 11インチiPad Pro と現行の近いサイズのモデルで比較してみました。
スペック比較
近いサイズの現行モデルとの比較を、差分のあるところを中心に一覧にしました。
iPad(新型) | iPad Air | 11インチiPad Pro | |
画面サイズ | 10.2インチ | 10.5インチ | 11インチ |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ フルラミネーション 反射防止コーディング True Tone |
Liquid Retinaディスプレイ フルラミネーション 反射防止コーディング True Tone |
解像度 | 2,160 x 1,620ピクセル | 2,224 x 1,668ピクセル | 2,388 x 1,668ピクセル |
規格 | ー | 広色域ディスプレイ(P3) | 広色域ディスプレイ(P3) |
認証 | Touch ID | Touch ID | Face ID |
チップ | A10 Fusionチップ | A12 Bionicチップ | A12X Bionicチップ |
サイズ | 高さ:250.6 mm 幅 :174.1 mm 厚さ:7.5 mm |
高さ:250.6 mm 幅 :174.1 mm 厚さ:6.1 mm |
高さ:247.6 mm 幅 :178.5 mm 厚さ:5.9 mm |
重さ | 483 g(Wi-Fiモデル) 493 g(Cellularモデル) |
456 g(Wi-Fiモデル) 464 g(Cellularモデル) |
468 g(Wi-Fiモデル) 468 g(Cellularモデル) |
カメラ | 8MP | 8MP | 12MP |
ポートレート | ー | ー | 〇 |
ビデオ撮影 | 1080p HD(30fps) | 1080p HD(30fps) | 4K(30fpsまたは60fps) |
フロントカメラ | 1.2MP | 7MP | 7MP |
Apple Pencil | 第1世代対応 | 第1世代対応 | 第2世代対応 |
Smart Keyboard | Smart Keyboard | Smart Keyboard | Smart Keyboard Folio |
コネクタ | Lightning | Lightning | USB-C |
オーディオ | 2スピーカー | 2スピーカー | 4スピーカー |
Apple Pay | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
一覧から見えてきた違いをまとめると以下です。
iPad Pro ・・・高品質なディスプレイ、処理能力を持つプロ仕様(その分値段が高い)
iPad Air ・・・iPad と iPad Pro の中間
iPad ・・・スペックを抑えたエントリーモデル。とくに他のモデルと比べディスプレイ性能が低い
クリエイティブな作業をする方は iPad Pro 、ネットサーフィンや動画視聴、電子書籍の閲覧など一般的な用途であれば ipad 、というような住みわけになりそうです。
値段(税別)
モデル | 容量 | iPad(新型) | iPad Air | 11インチiPad Pro |
Wi-Fiモデル | 32GB | 34,800円 | ー | ー |
64GB | ー | 54,800円 | 89,800円 | |
128GB | 44,800円 | ー | ー | |
256GB | ー | 71,800円 | 106,800円 | |
512GB | ー | ー | 128,800円 | |
1TB | ー | ー | 150,800円 | |
Wi-Fi + Cellularモデル | 32GB | 49,800円 | ー | ー |
64GB | ー | 69,800円 | 106,800円 | |
128GB | 59,800円 | ー | ー | |
256GB | ー | 86,800円 | 123,800円 | |
512GB | ー | ー | 145,800円 | |
1TB | ー | ー | 167,800円 |
こうしてみるとiPad Pro は高いですね。ipad の2倍以上の値段です。。新型 iPad はスペックは抑えていますが、とても安いですね!
まとめ
上記の比較結果から、どんな人おすすめかまとめてみました。
iPad がおすすめな人
・iPad をはじめて購入する人
・ネットサーフィンや動画視聴、電子書籍の閲覧など一般的な用途に使用する人
iPad Air がおすすめな人
・iPad Pro ほど性能はいらないが、iPad のディスプレイに満足できない人
iPad Pro がおすすめな人
・動画編集、画像編集、イラスト作成をしたい人
・いろんな周辺機器を使いたい人
注意点
新型 iPad のディスプレイは第6世代から「フルsRGB」の表記がなくなっています。ディスプレイが実際どうなのかは個人の好みによりますので自分の目でみて確認した方が良いです。発売日の 9月30日以降に店頭で実機を確認してみてください。
以上です。何かの参考になれば幸いです。