iPhone のテザリングって使っていますか？実は iPhone のテザリングってとても便利で簡単なんです。
今回はその機能についてご紹介します。
テザリングとは
iPhone などのスマホをモバイルルータのように利用することです。契約している回線を使用し、Wi-Fi でほかの iPhone や iPad などに接続して回線契約していない端末でもインターネットが利用できます。
iPhoneのテザリングがなぜ便利なのか
iPhone のテザリングは初回以降、接続元（親機）となる iPhone を操作することなく、接続先（子機）の iOS 端末の Wi-Fi 接続操作だけでテザリングができちゃうんです。
Android などでは接続元のモバイル共有設定をONにしてから接続先の端末の Wi-Fi 接続操作が必要になります。そのため、接続元の端末を一度カバンから出す必要があります。
そのわずらわしさが iPhone にはないんです！
※接続元が iPhone でも、受ける側が Android などIOS端末以外の場合は同様の操作が必要になります。
ちなみに、以前持っていた Xperia だと XperiaLink というアプリで同様の操作ができました。Xperia Linkがまだあるかは分かりませんが。。
設定方法
※接続元の回線で通信するため、データ通信残量に余裕のある契約をお勧めします。
①接続元、接続先の iPhone（または iPad ）は同じApple IDでログインしておく
②接続元（左）は「設定」→「インターネット接続」を開き、「インターネット共有」をONにする
接続先（右）は「設定」→「Wi-Fi」を開き、「インターネット共有」に接続元の iPhone の名前が表示されていることを確認する。
③接続先（右）で接続元のiPhone名をタップすると接続ができる。接続が完了すると、接続元（左）の右上の時計が青くなる。
以上でテザリング完了です。接続先は接続元の回線を使用し、通信することになります。
また、上記設定完了後、以降は接続先のみの操作で接続が可能になります。便利！
切断方法
切断は接続元の iPhone がスリープ状態でアプリが起動していない場合は自動的に切断されます。
手動で切断したい場合は接続元のインターネット共有をOFFにすれば切断できます。
注意点
テザリングを使うと、近くにある同じApple IDでログインされているロック解除状態の端末全てが接続されるようです。私はiPhoneとiPadを持っていますが、iPhoneだけ操作したにもかかわらず、両方接続されました。
テザリングですが、回線契約によっては使えないものもあるようです。
また、テザリングは Wi-Fi 接続になるため、Wi-Fi のみ通信するような制御をしているアプリも通信してしまいます。データ通信残量に余裕のある回線で使用するか、データ通信残量に余裕のない方は Wi-Fi でも通信しないように設定してください。
以上です。
