
またテンキーを購入してしまいました。今回は、EpomakerのVIA対応テンキー「EPOMAKER EK21」!
前々から気になっていたのですが、技適マークがないため購入を見送っていました。
しかし、今回の再販モデルで技適マークの表記が確認できたので購入してみることにしました!
購入理由
- VIA対応でキーカスタマイズできる!
EK21最大の魅力は、なんといってもVIA対応であること。
WEBアプリでキーマッピングのカスタマイズが直感的にできます。そのため、カスタマイズすれば、左手用のマクロパッドとしても、片手キーボードとしても活躍してくれます。
ゲーム用途はもちろん、イラスト用途でも補助キーボードとしても非常に便利。
レイヤーを活用すれば21キーの制限を超える操作も実現可能です。
購入先
私が確認した時点ではAmazonではまだ販売されておらず、Epomakerの公式サイトにて購入しました。
※2025/08/16 追記:EK21がAmazonで販売されてました。
※出荷元は海外になるようで、届くまで1週間かかりました。
購入したもの:EPOMAKER EK21
EPOMAKER EK21はEpomakerの20キーのホットスワップ対応ノブ付きメカニカルテンキーキーボードです。以前販売されていた「EPOMAKER EK21 VIA」から仕様が変更になっており、キースイッチを「Wisteria Linear Switch」「Zebra Switch」から選択できるようになっています。
特徴
- 20キーとアルミ合金ノブ付き
- VIA対応
- 2.5GHz・Bluetooth・USB-Cの3種類の接続が可能
- 1000mAh大容量バッテリー
- ガスケットマウント構造
- スイッチは「Wisteria Linear Switch」「Zebra Switch」が選択可能

化粧箱は緑色でした。


内容は以下
- テンキー本体
- 説明書(日本語表記あり)
- ケーブル
- キープラー
- キーキャップ(Back)
- キースイッチ×3
レイアウト

通常のテンキーレイアウトに加え、上部に「ノブ」、「Fn」、「Tab」、「BackSpase」キーが並んでいます。

背面。チルトスタンドがないので、傾斜を変更できません。

背面には技適マークの表記があります。これで無線も使えますね。

ガスケットマウントのためか、本体の厚みがあります。
測ってみるとキーキャップを除く高さは約2cmありました。

上部にはUSB-Cと切り替えスイッチ、2.4Gアダプタがあります。
収納できるのはうれしい。

側面。傾斜を変更できない分、斜めになっておりある程度角度があります。


キーキャップの裏はこんな感じ。
FILCO Majestouch TenKeyPadと比較

一般的なテンキー、「FILCO Majestouch TenKeyPad」と並べてみると少し大きめ。

前面の高さもEK21の方が少し高め。

「FILCO Majestouch TenKeyPad」は有線のみで、カスタマイズもできないため、価格面で比べるとどうしてもEK21の方が圧倒的にコスパが高いです。
日本製で安心感があり、軸の選択肢が多いのは「FILCO Majestouch TenKeyPad」。
BRIMFORD テンキー Magicforce MF34と比較

BRIMFORD テンキー Magicforce MF34と比較。
やはりEK21の方が厚みがあり、フレーム幅もEK21の方が大きいですが、MF34はキー数が多いのである程度スペースが必要。
また、MF34は有線接続のみのため、EK21の方が万能感があります。

やはりチルトスタンドがあるMF34の方が傾斜ができますね。
EK21とMF34はあまり価格差がないので、ワイヤレスが必要でコンパクト重視ならEK21、キー数重視ならMF34といった感じ。
iCleverテンキーと比較

iCleverテンキーと比較。さすがに大きさがかなり違いますね。
キースイッチやカスタマイズ性が大きく異なるので致し方なし。

薄さはiCleverのテンキーに劣りますが、EK21も軽量で持ち運びは十分に可能。アダプタを収納できる分、2.4Gの場合は逆にEK21の方が便利な場合も。
KB16と比較

KB16と比較。
キースイッチはEK21の方が多いですが、KB16の方がノブが多く、レイヤーの状態が目視で判断できます。


KB16は素の状態だと傾斜が全く無いため、100均のチルトスタンドを付けています。EK21も傾斜が気になるなら、100均で使えるものがないか探してみると良いかもしれません。
EK21は価格が半分くらいなので、コスパはEK21の方が高いです。
KB16は形とノブの多さ、レイヤーの目視確認ができるのが強み。あとKB16の方がアルミ筐体で高級感があります。
実際に使ってみた感想
気に入ったところ
- VIA対応でカスタマイズできる
- 打鍵感がとてもよい
- ノブがあり、そこもキー割り当てできる
- Bluetooth、2.4G、有線接続ができる
- アダプタを収納できる
一番感動したのは、その打鍵感。Zebra Switchを選びましたが、コトコトとした打鍵感で、反発が小さく、指に負担が少ないです。リニアスイッチは反発が強いスイッチが多く、指に負担がかかると感じることが多かったのでとてもありがたいです。
あまりに気に入ったので、ZebraSwitchを買い足しました。
気になるところ
- チルトスタンドがなく高さ調整ができない
- 厚み・横幅など本体が少し大きめ。
- レイヤーの状態が目視でわからない
- VIAでカスタマイズするには「json」ファイルをDLし適用する必要がある
個人的に残念なのはチルトスタンドがない点。角度があった方が好きなので。
また、本体は厚みがあるので人によってはキーの高さが気になる場合があります。その場合はパームレストで対策すると快適性が向上するかもしれません。
そしてレイヤーの状態が視覚的にわからないのもやや不便に感じました。しかし、レイヤー状態をLEDなどで表記できるものの方が珍しいため、価格を考えると仕方ないかも。
VIAでカスタマイズするには公式サイトからJSONファイルをDLする必要がありました。説明書にも表記があったので、すぐにわかりましたがDLするのが少しめんどくさい。
どんな人におすすめか
VIA対応でカスタマイズ性が高くいろんな用途で使えるテンキーパッドですが、キースイッチの打鍵感がとてもよく、普通にテンキーとしてもコスパが高い。万人におすすめできるテンキーキーパッドです。
まとめ
EK21は打鍵感が良く、VIA対応で柔軟なカスタマイズが可能な優秀な片手キーボードです。
技適マークが付き、日本国内でも安心して使えるのも嬉しいポイント。
工夫しだいであらゆるシーンに適応できるガジェットなので、自分だけの操作環境を作りたい人には特におすすめです。
