ケンジントンのトラックボールマウス SlimBlade Pro を購入してみました!
ロジクールのトラックボールマウスと比較しつつ感想をお伝えします。
SlimBlade Pro とは
トラックボールマウスの老舗メーカー、Kensingtonのトラックボールマウスです。
特徴はなんといっても大玉のトラックボール。他社のものが小さく見えるほどの特大。その周りに4つのボタンを搭載してます。ホイールの代わりにボールを水平に動かすことで滑らかなスクロールを実現しています。接続は有線、無線、Bluetoothに対応し、「TrackballWorks」というソフトで様々な設定のカスタマイズが可能。
左右対称の形状なので左手でも操作しやすく、快適に操作できます。
購入理由
親指トラックボールマウスは親指を酷使する
もともとトラックボールマウスが好きで、Logicoolの「M575」や「MX ERGO」を使っていました。しかし、長時間のPC利用による親指の酷使と巻き型により、右腕にしびれを感じるように。
ストレッチなど、こまめに肩や腕をほぐすようにしてますが、負荷分散のため左手でも使えるトラックボールマウスを検討することに。
そこで人差し指や中指で操作できるケンジントンの SlimBlade Pro を購入することにしました。
開封
購入したのはAmazon限定モデル、グレーです。
パッケージは簡素。Amazonモデルだからでしょうか?
内容物
本体。クリア塗装で高級感があります。Amazon限定モデルでボールの色が通常とは異なります。
ボールは簡単に外れる仕組み。メンテナンスしやすいですが、すぐ外れるので持ち運びには向かなそう。
背面には無線接続用のドングルが付いてます。
右側にDPIスイッチ。カーソル移動速度を調整できます。
上部にはUSB TypeC コネクタ。
右側に接続先切替スイッチ。
使ってみた結果
最高です。
なんといっても親指を酷使ししないため、痛みを感じることがないです!
スクロールの操作も心地よく、ついついスクロール操作してしまいます。
(私はスクロール操作を指1本でボールの周りを滑らせるように操作してます)
しかし、精密な操作が結構難しいので、ちょっと慣れが必要ですね。ボールは大きいので指2本くらいで使うとよいかも。
また、黒い本体にクリア加工されているので指紋が目立つ。おそらくホワイトモデルは指紋が目立ちにくいと思われるので、ホワイトモデルが欲しくなってきました。
気に入ってるところ
- スクロールが癖になる
- 大玉が使いやすい
- 4つのボタン配置で様々な操作ができる
- 右手左手どちらでも使える
気になるところ
- 指紋が目立つ
- クリック音やスクロール音がうるさい
- 精密な操作が難しい(慣れが必要)
- サイズが大きい
私の設定
私はカーソル操作は少し早めにしています。細かな操作をしたい場合はDPIスイッチで速度を変更したりしてます。
あと、「X-Mouse Button Control」や「MouseGestureL」などのマウス拡張ツールを利用するとさらに便利になります。
Logicool MX ERGOと比較
ロジクールのMX ERGOと比較。本体の大きさはケンジントンの方が大きいです。その分、ケンジントンのボールがかなり大きいですね。
比べてそれぞれのいいところいまいちなところを列挙してみました。
SlimBlade Pro
- 慣れるのに少し時間がかかる
- ボールが大きいので指の負担が少ない
- 大きいので場所をとる
- ボタンが均等に配置されているため、同時押しや、複数押しの操作がしやすい
- 左右対称で左手でも使える
- スクロール操作がクセになる
- 有線でも使える
MX ERGO
- すぐに慣れる
- ボールが小さいので指に負担がかかる
- SlimBlade Proよりも省スペースで使える
- ボタンが多くいろんな動作を割り当てられる
- 左右非対称のため左手で使いづらい
- SlimBlade Proよりもボールの滑りが滑らか
- ロジクールの無線アダプタで周辺機器を統一管理できる
長年一日中マウスを使う人は腱鞘炎に悩まされてしまうことが多いです。そこで親指トラックボールマウスに移行しても、小さなボールでは親指の負担が大きく今度は親指が痛くなってしまいます。
というわけで、それぞれどんな人が向いているか考えてみました。
SlimBlade Proが向いている人
-
指に負担をかけたくない人
-
左手でも使いたい人
MX ERGOが向いている人
- 他のマウスと操作感を変えたくない人
- ロジクール製品で統一したい人
まとめ
正直、購入してよかったです。負荷を分散でき、腕の痛みから解放されたので。
まだ完全に慣れたわけではないので、ストレッチなどしつつ細かな作業は「MX ERGO」その他は「SlimBlade Pro」と使い分けています。早く慣れてしまいたい。
そして、会社にも一台欲しいところ。
あとホワイトモデルも欲しい。