iOS13.1 からショートカットアプリにオートメーション機能が追加されていました。
さっそく使ってみて、とても便利だったので紹介したいと思います。
ショートカットアプリとは
よく使う一連の動作をレシピと呼ばれる簡易的なプログラミングを作成し、ウィジェットなどでタップするか、Siriに呼びかけることで一気に実行できるようにするアプリです。元々はworkflowというアプリでしたが、Appleが買収し、ショートカットという名前で提供しています。
ショートカットを初めて作成する場合はどうすればよいかわからないと思います。
右下の「ギャラリー」をタップすると、日常で使えそうなレシピが多数提供されていますのでまずはサンプルを登録してみるとよいです。
「ギャラリー」で好きな「ショートカット」をタップすると「ショートカット取得」で「マイショートカット」に追加できます。
また、いろんな方がWEBでレシピを公開してたりするので自分にあったものを探してみるのも良いです。慣れてきたら自分の用途にあったレシピを自分で作ってみてください。
オートメーションとは
で、今回追加された機能が「オートメーション」です。オートメーションは条件をトリガーにショートカットを起動できます。(今まではSiriによる起動か、ショートカットをタップする必要があった)例えば、何時になったらとか、家に着いたらとか、このアプリを起動したらなどのトリガーを指定できます。より、自動化が捗るというわけですね!
下の方の真ん中、マイショートカットとギャラリーの間にあります。
個人用とホーム用を設定できます。
良いところ
上記でも述べていますが、今までは自分でショートカットを起動する必要がありましたが、指定した条件でショートカットを起動できるので自動化が捗ります。
イマイチなところ
全て自動で実行してくれる訳ではないところです。例えば、時刻指定するとその時間になったらショートカットがそのまま動き出すのではなく、通知するだけに留まります。通知をタップすることでやっと動き出します。(アプリの実行を条件に指定した場合には動き出すことが通知され、そのままショートカットが起動します。)
私の使い方
それでは私の使い方を例として一つ紹介します。
私の会社は出勤退勤をwebで管理しており、出勤退勤時にホームページで出勤退勤ボタンを押す必要があります。また、合わせて帰宅時に嫁に帰る旨を連絡しています。今まではリマインダーで通知し、LINEを起動して連絡していましたが、その一連の流れを自動化し少し便利にできました。
LINEでのメッセージ送信はこのレシピを参考にさせていただきました。
以下が私の設定したレシピです。
まずオートメーションで会社の最寄駅に着いた時に呼び出されるように設定します。
次に振動ショートカットの起動を知らせて、勤怠入力のページを開きます。
そのあとは、上記の参考にさせていただいた方法で帰るコールテキストを組み上げ、 LINE送信画面を開き、貼りつけて送信する仕組みです。
出勤の場合はLINEを呼び出す必要はないので、そのままメッセージを送らなければよいです。
以上です。皆さんもぜひショートカットを使っていつも行なってるiPhoneの操作を自動化し日々の作業を効率化してみてください。
また、良いショートカットがあればコメントで教えていただけると嬉しいです。